その糖尿病治療で大丈夫?

2型糖尿病って、血糖が高いために、尿に糖が出る病気です。だから、多くの医師は、血糖を下げる唯一のホルモンであるインスリンを増やすことで、血糖を正常化することに夢中となります。
しかし、2型糖尿病の問題点は、インスリンの効きが悪くなっていること(インスリン抵抗性)です。これを解決しない限り、2型糖尿病が治ることはありません。
そもそも、インスリンの効きが悪くなった理由は、インスリン分泌過多(高インスリン血症)が長く続いた結果です。だから、インスリンの効きを良くするためには、インスリンの分泌を減らす必要があります。
インスリンが分泌されるのは、血糖を高くする物を食べるからであり、3大栄養素の中で唯一血糖を上げる炭水化物(糖質)を減らせば、食後の血糖上昇は抑えられ、インスリンの分泌も減ります。2型糖尿病の治療は、インスリンの分泌を増やすのでなく、減らすことが大事なのです。
もしも、あなたの現在の治療が、カロリー制限による食事療法と、インスリン注射やSU剤(アマリールなど)が主体であるとしたら、インスリンが増えて、インスリン抵抗性が悪化し、良くなるどころか悪くなる一方でしょう。特に、医師の指示通りにやっているのに、徐々に肥っているとしたら、インスリンが過剰であることを意味します。
糖質制限の安全性を危ぶむ声がありますが、日本糖尿病学会の薦める、炭水化物が60%のバランスの良い食事が、安全である根拠も全くありません。そもそも、糖尿病の人は糖(炭水化物)を十分に代謝できないのですから、糖を健常人と同じ様に摂ることを前提とした治療には無理があります。幸い、糖を摂らなくても、脂肪をエネルギー源にすることが出来るので、何の心配もありません。
当院では、2型糖尿病を、糖質制限食、間欠的絶食、運動療法(特に筋トレ)をベースにして、インスリン分泌促進薬をできるだけ使わない薬物療法を組み合わせて治療します。他院インスリン使用例でも、糖質制限により、ほとんどがインスリンを中止できています。
現状の治療に疑問や不満があるのでしたら、当院で治療してみませんか?糖質制限によって、糖尿病治療の世界観が劇的に変わると思います。
紹介状は必要ありません。是非、ご連絡ください。

むらもと循環器内科  
住所:札幌市厚別区厚別中央2条4丁目9-15新札幌中央メディカルビル3階
電話番号:011-802-1000

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#2型糖尿病#インスリン抵抗性#糖質制限#絶食

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