植物油は危険ですよ!

肥満、糖尿病、心疾患、がんなどの慢性疾患は増加の一途をたどり、現在アメリカ人の10人に6人に何らかの慢性疾患があります。

慢性疾患の原因として、タバコ、運動不足、アルコール多飲、食ベ物が挙げられますが、タバコは年々減少、運動量は年々増加、アルコール摂取量は横ばいであり、急増する慢性疾患との相関を認めません。

食べ物の中で問題視されることが多い穀物と糖の消費は20年前から減少しており、また、肉も鶏肉だけが増加して赤肉は減少しています。そんな中、植物油だけはこの100年で消費が激増しており、摂取カロリーの約20%に至っており、慢性疾患の増加と強く相関しているのです。

植物油の主成分であるオメガ6脂肪酸自体は人間の成長に必要であり不健康なものではありませんが、生きるために必要なオメガ6脂肪酸はごくわずかであり、過剰なオメガ6脂肪酸は数多くの疾患の原因となることが明らかとなっています。

そのメカニズムとして、6/3比の上昇によりオメガ3脂肪酸の機能低下が関与します。また、植物油は非常に酸化しやすく、過酸化脂肪はフリーラジカルとなって細胞を傷害します。加熱により発生するトランス脂肪酸アルデヒドなどの副産物による傷害も非常に深刻です。

バターやラードなどの動物油は心筋梗塞のリスクがあり植物油が安全であるとのガイドラインを信じて、植物油の消費を拡大してきましたが、ランダム化比較試験では真逆の結果が出ています。

植物油は人間にとって異物であり、私たちの健康の脅威でしかありません。人工的な植物油を食生活から完全に排除し、自然の恵みである動物油脂に回帰することが望まれます。

詳しくはFB特集記事「植物油は危険である(疫学編)」をご覧ください。

 

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