概日リズムを整えよう!

照明の普及に加え、TV、パソコン、スマホなどスクリーンの氾濫により、ほとんどの人の概日リズムは壊れかけています。概日リズムの乱れは、心疾患、代謝疾患、消化管疾患、免疫疾患、精神疾患など、多くの病気に関連します。
ブルーライトが網膜のメラノプシンを活性化し、視床下部の視交叉上核(SCN)を刺激して、脳の概日リズムを調整することが分かりました。しかし、すべての臓器は独自の概日リズムを持つことも分かったのです。脳の時計は光に反応しますが、腸・肝臓・心臓・腎臓の時計は食べ物に直接反応します。つまり、力強い概日リズムを得るには、光の調整だけでは不十分であり、脳と消化管の概日リズムを一致させる必要があります。
概日リズムを整えるためには、睡眠、時間制限食、日光浴、運動の調整が鍵となります。健全な概日リズムのために、子供は9時間、大人は7時間の睡眠が必要です。食事は特に重要で、8-11時間の時間制限食により、睡眠と活力を改善し、健康なマイクロバイオームを育て、免疫能が向上します。自然光を浴びることも大事で、病気の人は10000LUX、普通の人でも1000LUX以上の日光を少なくとも30分以上は浴びる必要があります。また、運動は筋肉からミオカインを分泌させ睡眠を改善させます。運動により健康な筋肉の概日時計を育むことは、健康な体と精神を維持するためにとても重要です。
より健康な生活を願うなら、概日リズムを整えてみませんか?
詳しくはFBノート「概日リズム(サーカディアンリズム)」をご覧ください。

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