肉食で行こう!

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肉食ダイエットは植物食を一切摂らない、糖質ゼロのダイエットである。肉は全ての栄養素が含まれているだけでなく、植物食の様に私たちに有害な物質や抗栄養素が含まれていないので、生物学的利用率が高くとても合理的である。また、メニューや調理をあれこれ考える手間も省けて、とても簡単である。その安全性は、動物食しか摂らないイヌイットやマサイ族の存在により明らかである。肝臓などの臓器肉も摂取すれば栄養不足の心配はより少なくなる。
肉は少量ではあるがビタミンCを含む。糖質を制限するとビタミンCの必要量は減少するので、糖質ゼロの肉食ダイエットで壊血病になることはまずない。さらにケトジェニックな環境で尿酸やグルタチオンの生成が増加するため、身体の抗酸化能力は増強する。
植物食ゼロで繊維ゼロになっても問題は生じない。繊維がなくても腸管は短鎖脂肪酸(特に酪酸)を生成可能であるし、栄養ケトーシスではケトン(βヒドロキシブチレート)が血中に増え、酪酸と同等かそれ以上に機能する。意外かもしれないが、繊維を減らすと消化器症状(鼓腸、腹痛、便秘など)は全て改善する。
脳の発達と共に、人類のダイエットは植物食からエネルギー価の高い動物食へと変わり、腸管もそれに適応した。肉食ダイエットは人類の進化の歴史において主流であったと考えられ、一時的な流行ダイエットではない。
肉食ダイエットが私たちの健康を改善するとの報告は沢山あるが、もしも自己免疫疾患、肥満、糖尿病、精神疾患で苦悩しているなら試してみる価値がある。なぜなら、肉、塩、水のみのダイエットは究極の除外ダイエットであるからである。

詳しくはFBノート「肉食ダイエット(carnivore diet)」をご覧下さい。

 

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