光は足りてますか?

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食べ物の栄養と同じように、光も細胞が機能するために必要な栄養です。1)青色光(概日リズムをセットする) 2)紫外線(ビタミンDを合成する) 3)遠赤外線(細胞を温める) 4)赤色光と5)近赤外線(共にミトコンドリアのATP産生を刺激する)、これら5つの光は生物学的活性化に欠くことができません。
先祖と異なり、現代人は日光浴が不足しており、肥満、糖尿病、心疾患、がん、神経変性疾患、その他の疾病の原因となっています。加工食品で栄養失調をきたす様に、現代の光環境で私たちは光失調をきたしています。日光浴不足はタバコに匹敵する健康障害なのです。
赤色・近赤外線ライト治療は健康を促進し、副作用がなく誰にも効く奇跡の薬であり、栄養サプリメントにも勝ることが分かってきました。そのメカニズムは、ミトコンドリアにおけるATP産生の増加と、ホルミシスによるストレス耐性の強化によると考えられ...ています。レーザー光は既に臨床応用されていますが、LEDの光であっても、波長が同じであればその効果に差がないことが分かっています。
赤色・近赤外線ライトにより、時間、季節に関係なく日光浴の良いとこ取りができます。1日15分程度裸になってライトの前に居るだけで健康になれるのだとしたら、投資する価値は十分にあるのではないでしょうか?

詳しくはノートの「赤色・近赤外線ライト治療ガイド」をご覧ください。

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過去記事の検索方法

FBを始めてもうすぐ1年になります。過去記事をできるだけ簡単に検索できる方法を考えてみました。

病気の詳細記事はノートにまとめていますので、ナビゲーションからノートを選択すると検索できます。しかし、スマホに慣れていない人は、結構操作が煩雑で分かりずらいです。そこでノートはHPのフェイスブックノート一覧を見て検索していただくのが一番簡単だと思います。

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病気に関する簡単なまとめ記事はHPのブログをみるか、

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 インスタグラムの一覧を見て検索していただくのが一番簡単です。インスタグラムの、むらもと循環器内科(ユーザーネーム:muramo10)をご覧になってください。

絶食してみませんか?

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インスリン抵抗性を改善する
・オートファジーを増強する
・幹細胞産生を刺激する...
・身体から毒を除去する
・概日リズムの正常化する
・腸内細菌の多様性を助長する
・体重を減少する
・脳機能を改善する
・心機能を改善する

絶食の代謝ストレスは運動に似ています。
絶食は慢性疾患を予防し治療します。
絶食はお金も時間もかかりません。
健康のために絶食してみませんか?

詳しくはHPノート「KetoFast(絶食のすすめ)」をご覧ください。

 

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自由無碍ナレドモ風強シ

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自由無碍ナレドモ風強シ

開業医となり、すべての捉われから解き放たれた
ガイドラインの誤りに気付き、二度と盲従しないと誓う
医学界は、時々、非常識が真実が如くまかり通る...
真偽が分かるまでは、動かずにじっと見守り続ける勇気が要る

ドグマに洗脳された人々の視野を広げるのは難業この上な
良かれと思って助言しても、世間様の凄まじい拒絶に見舞われる
心晴れ晴れ、自由無碍なれども風は強く波は高い
骨は折れるが儲けは少ない
なのに医師として、かつてなく充たされている

毒と知った薬を処方するなんてできるわけがない
バイアスだらけのエビデンスを盾に薬が乱れ飛ぶ世の中
臨床試験におけるサロゲートマーカーの改善に何の意味があると言うのか
寿命が延びない薬なら、服用し続ける価値なんてない
薬害死は米国の死因の第3位で年間25万人にも及ぶ
過ちを認めるのに遅すぎるなんてことはない

急性疾患で効果があったから慢性疾患にも有効とは限らな
なのに抗生剤による感染症征圧のスキームを単純に慢性疾患にも応用したがる
慢性疾患を完治する薬なんて存在しないし、今後も生まれないだろう
薬で症状を取ることより、原因を取り去ることが大事
そのためには、栄養とライフスタイルの改善が絶対に必要となる
自ずとサプリメントの重要性を理解する日が来るであろう

どんな名医であれ、たった一つの無意味な処方が顔に泥を塗る
医師の仕事は患者の回復力を最大限に発揮させる道を示すこと
何よりも、患者に害をなしてはいけない
 
 
 

 

食事で病気を治す

診療科目: 内科 ・ 循環器内科 ・ 糖尿病 ・ 肥満症

診療時間: 月・火・木・金  
      午前9:00-12:30、 午後1:30-5:00
      水・土  午前9:00-12:30
休  診: 日曜・祝祭日
住  所: 〒004-0052 
      札幌市厚別区厚別中央2条4丁目9−15
       新さっぽろ中央メディカルビル3F
電  話: 011-802-1000  
F A X : 011-802-1020

 

ごあいさつ
循環器専門医から開業医になって、初めて、現代病の大半を占める慢性疾患を現状の医療で治療することは不可能であることに気付きました。臓器疾患別に、症状から診断し治療する現状の医療は、逆症療法でしかないので、症状が軽減することはあっても、慢性疾患が治ることはありません。病気の根本原因を見出して除去しない限り、慢性疾患が治ることはないのです。
以来、食べ物を見直し、足りない栄養素を補充して、ライフスタイルと生活環境を修正し、できるだけ少ない薬で治療するよう心がけています。全ての慢性疾患の治療において、1.食事療法(低糖質・高脂肪・中蛋白質)、2.マイクロバイオームの健全化、3.ミトコンドリア機能の活性化、の3点の改善が重要であると考えております。
『害をなすなかれ』『食べ物が薬である』ヒポクラテスの金言がライフワークとなりました。薬をできるだけ使わずに健康を身に付ける医療を追求できたらと考えております。

 

 

シードオイルを止めてオリーブオイルを摂ろう

狩猟採集民族であった頃、不飽和脂肪酸のω6:ω3は1:1でした。しかし、現在その比は20:1まで跳ね上がっています。その原因はω6の摂り過ぎであり、シードオイルの氾濫によります。
シードオイルは植物の種子から工業的に精製されたものです。化学溶剤による抽出、脱ガム、脱酸、脱色、脱臭処理を経て店頭に並びます。不飽和脂肪酸は熱、空気、光、圧にさらされると容易に変性するため、製造過程ですでに変性している可能性が高いのです。
シードオイルには、大豆油、コーン油、キャノーラ油、ベニバナ油、ひまわり油、綿実油、ごま油、米油などがありますが、一般的に、飽和脂肪酸が少なく、ω6であるリノール酸に富んでいます。
飽和脂肪酸コレステロールを増やし心筋梗塞のリスクを高めるとの誤った考えがアメリカの健康指針に取り入れられてから、パームオイルやバターに取って変わり、シードオイルやマーガリンが世界中に普及することになりました。その結果、ω6であるリノール酸は、本来、総カロリーの1%以下で十分であるのに、10%まで増えてしまったのです。
しかし、基本的にω6は炎症誘発性であり、ω3は抗炎症性なのです。リノール酸摂取量の増加と同時に、肥満、糖尿病、高血圧、心疾患、自己免疫疾患、脳変性疾患、精神病などの慢性炎症性疾患が増加しています。一方、ω3は抗炎症性であり、特にEPADHAの摂取は炎症を鎮め、慢性疾患を予防治療する効果があります。1日3-4gの摂取が望ましく、DHAがより重要で効果も強い。しかし、ω3の効果はω6が減らない限り発揮することはできません。少なくとも、ω6:ω3の比を4:1以下にする必要があります。そのためには、まず、シードオイルを止めてエクストラバージンオリーブオイルに変えて、リノール酸の摂取量を減らすことが重要です。ω6は加工していないナッツや野菜などの自然食品から摂る分には問題ありません。シードオイルはまだ人類の歴史で100年しか摂取しておらず、古くから摂取していたバターやオリーブオイルと同様に安全であるとする証拠は全くないのです。
詳細は「Superfuel 脂肪の最適化で最大の健康を得る」をご覧ください。