食べ物の栄養と同じように、光も細胞が機能するために必
先祖と異なり、現代人は日光浴が不足しており、肥満、糖
赤色・近赤外線ライト治療は健康を促進し、副作用がなく
赤色・近赤外線ライトにより、時間、季節に関係なく日光
詳しくはノートの「赤色・近赤外線ライト治療ガイド」を
食べ物の栄養と同じように、光も細胞が機能するために必
先祖と異なり、現代人は日光浴が不足しており、肥満、糖
赤色・近赤外線ライト治療は健康を促進し、副作用がなく
赤色・近赤外線ライトにより、時間、季節に関係なく日光
詳しくはノートの「赤色・近赤外線ライト治療ガイド」を
診療科目: 内科 ・ 循環器内科 ・ 糖尿病 ・ 肥満症
診療時間: 月・火・木・金
午前9:00-12:30、 午後1:30-5:00
水・土 午前9:00-12:30
休 診: 日曜・祝祭日
住 所: 〒004-0052
札幌市厚別区厚別中央2条4丁目9−15
新さっぽろ中央メディカルビル3F
電 話: 011-802-1000
F A X : 011-802-1020
ごあいさつ
循環器専門医から開業医になって、初めて、現代病の大半を占める慢性疾患を現状の医療で治療することは不可能であることに気付きました。臓器疾患別に、症状から診断し治療する現状の医療は、逆症療法でしかないので、症状が軽減することはあっても、慢性疾患が治ることはありません。病気の根本原因を見出して除去しない限り、慢性疾患が治ることはないのです。
以来、食べ物を見直し、足りない栄養素を補充して、ライフスタイルと生活環境を修正し、できるだけ少ない薬で治療するよう心がけています。全ての慢性疾患の治療において、1.食事療法(低糖質・高脂肪・中蛋白質)、2.マイクロバイオームの健全化、3.ミトコンドリア機能の活性化、の3点の改善が重要であると考えております。
『害をなすなかれ』『食べ物が薬である』ヒポクラテスの金言がライフワークとなりました。薬をできるだけ使わずに健康を身に付ける医療を追求できたらと考えております。
狩猟採集民族であった頃、不飽和脂肪酸のω6:ω3は1:1でした。しかし、現在その比は20:1まで跳ね上がっています。その原因はω6の摂り過ぎであり、シードオイルの氾濫によります。
シードオイルは植物の種子から工業的に精製されたものです。化学溶剤による抽出、脱ガム、脱酸、脱色、脱臭処理を経て店頭に並びます。不飽和脂肪酸は熱、空気、光、圧にさらされると容易に変性するため、製造過程ですでに変性している可能性が高いのです。
シードオイルには、大豆油、コーン油、キャノーラ油、ベニバナ油、ひまわり油、綿実油、ごま油、米油などがありますが、一般的に、飽和脂肪酸が少なく、ω6であるリノール酸に富んでいます。
飽和脂肪酸はコレステロールを増やし心筋梗塞のリスクを高めるとの誤った考えがアメリカの健康指針に取り入れられてから、パームオイルやバターに取って変わり、シードオイルやマーガリンが世界中に普及することになりました。その結果、ω6であるリノール酸は、本来、総カロリーの1%以下で十分であるのに、10%まで増えてしまったのです。
しかし、基本的にω6は炎症誘発性であり、ω3は抗炎症性なのです。リノール酸摂取量の増加と同時に、肥満、糖尿病、高血圧、心疾患、自己免疫疾患、脳変性疾患、精神病などの慢性炎症性疾患が増加しています。一方、ω3は抗炎症性であり、特にEPA、DHAの摂取は炎症を鎮め、慢性疾患を予防治療する効果があります。1日3-4gの摂取が望ましく、DHAがより重要で効果も強い。しかし、ω3の効果はω6が減らない限り発揮することはできません。少なくとも、ω6:ω3の比を4:1以下にする必要があります。そのためには、まず、シードオイルを止めてエクストラバージンオリーブオイルに変えて、リノール酸の摂取量を減らすことが重要です。ω6は加工していないナッツや野菜などの自然食品から摂る分には問題ありません。シードオイルはまだ人類の歴史で100年しか摂取しておらず、古くから摂取していたバターやオリーブオイルと同様に安全であるとする証拠は全くないのです。
詳細は「Superfuel 脂肪の最適化で最大の健康を得る」をご覧ください。